2012-06-30

おしゃれは足下から


ボルダリングにおいて数少ない必須道具。それは、クライミングシューズ。ボルダリングを始めてしばらくし、続きそうだなぁ、、、と思った時に買おうかどうか迷うのがこれです。

初心者からすると、マイシューズで登っている人は皆うまい人に見えるもんです。かかとにサイズが書いてないのがその印。憧れます。しかし、続くかどうかもわからないのに、壱万~壱万五千円も出すのはちょっと、、、なんて思いの方。買っちゃいましょ。買えば続きますって。マイシューズのほうが頑張れますし。

そこで、自分の経験則をふまえた、靴選びをご紹介します。


まず靴が欲しいと思ったら、とりあえずジムで聞いてみましょう。さすればスッタッフさんが懇切丁寧にいろいろ教えてくれるはずです。ウチのジムは比較的丁寧でしたので、他のジムもそのはず。その中で必ず出てくるのは「サイズはキツ目」です。まぁ、改めて説明するのも何ですが、キツい靴を履くことで靴の中で足が動かず、小さなジブにも点で乗れるよ、みたいなことです。ヒールの際も、緩いと靴の中で滑って乗り込めなかったりします。なのでキツ目。ただ初めてだと、そのキツ目の加減がわからない。当たり前だけど、キツすぎると痛くて履いてらんないし、伸びると言われてもどんだけ伸びるかはわかんないし。なので初回時のわたくしは、”キツいけどさほど痛くない”を選びました。正直初心者は、そこまでシビアなホールドに乗ったりは少ないので、攻めすぎて靴履くのが嫌になる方が良くないです。そんな人が実際にいました。

ちなみにわたくしが買った初代は、SCARPAのForceです。選んだ理由は、「際立った特徴が少なく初心者向き」「ベルクロ」「在庫があってすぐ買えた」以上の三点です。サイズを攻めなかった分、3・4ヶ月後には靴下クライマー(靴下を履いて靴をはく)になりました。そのくらい靴は伸びるのです。ただ靴下クライマーにも利点があり、靴が臭くなりにくいですw

サイズ以外のことで言うと、靴のタイプ。スリッパ、ベルクロ、レースタイプの三種類。はっきり言ってここは好みだと思います。一応特徴を簡単に説明しておくと
◯スリッパ・・・フィット感は一番。足を突っ込むだけで履けるので面倒は少ない。トゥが効きやすいタイプが多い。ただ、何ヶ月も履いていると足の甲部分が伸びていき、ヒール時に脱げそうになったりする(聞いた話)。LA SPORTIVAでいうコブラ。SCARPAでいうインスティンクS。
◯ベルクロ・・・ダサい言い方すると、マジックテープタイプ。履きやすく脱ぎやすい、初心者には優しい仕様。わたくしはこのタイプ。LA SPORTIVAでいうソリューション。SCARPAでいうブースター。
◯レースタイプ・・・いわゆる紐靴。紐で締めれるため、がっちり締めたい人には最適。ただ、履いたり脱いだりは面倒。そしてトゥが効きづらいのが多い(紐が干渉する)。LA SPORTIVAでいうミューラー。SCARPAでいうインスティンク。

こんな感じ。SCARPAの試履で全タイプ履いたことありますが、伸びなければスリッパはおすすめ。ただ、伸びると脱げやすくなると聞くと手が出しづらい。レースは面倒くさくて性に合いませんでした。


まぁこんな感じで、一足目を選んではどうでしょうか?とりあえずいっぱい履いて下さい。
ちなみに私の二足目(今現在)は、LA SPORTIVAのパイソンです。スリッパっぽくありつつ、ベルクロ。トゥの効きも良いです。ダウントゥもそこそでソールもやらかく、ジム使いでは申し分なしです。ただ最大の難点は、裸足で履いて汗をかくと、足にオレンジ色が付くことです。洗えばとれるんで、いいんですけど気になります。如何せん、その他に不満がないものでw
以前はソリューションへの憧れがあったのですが、「あれはもっとうまい人が履くもんだ」「俺レベルで履くのは烏滸がましい」と思い、今回はスルーしました。結果としてはスルーして正解でした。


最後に少し話しそれますが、クライミングシューズは大体洗えます。わたくしは、裸足で履く上に汗かきなので、靴の中がチョークでコーティングされエラいことになります。そんな時は、ぬるま湯に中性洗剤を溶かして、しばらく浸けておき洗うと綺麗になります。結構ビックリするくらいの色が出ます(わたくしだけ?)。ただ気を付けなければいけないのは、ソールに入っている芯が紙の靴があるそうで、その場合は洗うとふにゃふにゃになってしまいます。聞いた話ですけどw気をつけて下さい。



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